間取り学習機能のないロボット掃除機は買うな!お勧めしない理由3つ【失敗談】

今や1家に1台も珍しく無くなってきたロボット掃除機。家の掃除の負担を減らす事ができて、令和版・家電の三種の神器で紹介されるケースもあるぐらい、便利な代物です。

そんなロボット掃除機、Amazonで調べてみると2万円台から購入できる廉価モデルもあったり、結構気軽に導入ができる時代になりました。

ですがそのロボット掃除機…「間取り学習機能」はついていますか?

どんなに安くても間取り学習機能のないロボット掃除機の購入はお勧めしません!

かく言う自分も過去に2万円台の間取り学習機能が無い廉価モデルを購入して失敗しました

そもそも間取り学習機能って?

メーカーによって多少の差はありますが、ざっくり言うと部屋の間取りを事前に学習し学習結果を掃除に反映させることが出来る機能のことを指しています。

つまり部屋の間取りや学習済みの障害物を想定した上で効率の良い走行ルートを選んで掃除を行なうため、全体的に掃除ムラも少なく掃除時間を短縮できる傾向があります。

「え〜、そんな機能、別になくても大丈夫だよ〜〜」と思う方もいらっしゃる方もいるかと思いますが、ちょっと待ってください。

この機能の有無の差は意外と大きいです。全然世界が違います。

お勧めしない理由3点

それではなぜ間取り学習機能のないロボット掃除機がおすすめできないか、3つに分けて順番に説明していきます。

掃除ムラが多く、稼働時間が長い

間取り学習機能がないことから自分がどこを走っているのかを理解できないため、基本的に直進ベースのいきあたりばったりな掃除を繰り返します。

そのため間取りに合わせた効率的な掃除を行うことができず、時間もかかる上に掃除できているところとできていないところにムラが生じるケースが多いです。

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部屋が多いとそもそも掃除に入らない部屋が出てくるケースなどもあります

障害物に更に弱くなってしまう

ロボット掃除機は基本的に障害物に弱いですが、間取り学習機能のないロボット掃除機は特に弱いです。

例えばリビングにダイニングテーブルと椅子が置いてあるような家ですと、これらの足が障害物になるためテーブル下の掃除が満足にできない事が多いです。

また、動物を飼っていたり、小さなお子様がいる家だと、彼らが突発的な障害物になってしまうケースがあります。

学習機能のないモデルですとこれらの障害物に遭遇すると明後日の方向に走り始めてしまうため掃除ムラ発生の原因になってしまいます。

帰れないケースもしばしば

行きが行き当たりばったりなので当然、帰りも行き当たりばったり。

ステーション(※帰る場所)が分かっていて能動的に向かうというよりも、適当に徘徊しながらステーションを探している…という感じです。

そのため場合によっては電池が先に無くなってしまい、部屋のど真ん中で息絶えていることも珍しく無かったりします

帰る事ができなかったロボット掃除機を見て切ない気持ちになります

それでも勧められるのはどういう人なのか?

ここまでお勧めできない理由を述べてきましたが、強いて言うなら下記に当てはまる人は購入しても良いのかなと思います。

  • 多少の粗は気にしないからとにかく低予算で導入したい
  • 部屋数が少なくて障害物も少ない

まとめ

いかがだったでしょうか?

廉価モデルが増えてきたロボット掃除機ですが、それでもある程度大きな出費になるシロモノ。

購入する際はそのロボット掃除機の保有する機能をちゃんと調べて、安物買いの銭失いにならないように注意していけると良いですね。

何かの参考になれば幸いです。

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